

盗塁のスタートを切るタイミングはO.K!?
それはピッチャーが投球モーション(投球動作)に入る瞬間がスタートを切るタイミングとなる。「投球モーションに入る瞬間」とは左の図のように、ピッチャーが投げるために左足をあげたその瞬間である。投手は、ルール上、『左足があがれば』そのままキャッチャーに向かってボールを投げなければならない。
つまり、投手の左足さえ見ておけば、スタートのタイミングが分かる!!!
つまり盗塁の一連の動作として、まず「リードのとり方」で述べたように、ピッチャーが投げる前(セットポジションのとき)に数歩リードをとり、左足があがった瞬間に盗塁のスタートを切るというわけ。
逆に図3のように右足をあげてプレートをはずせば、ピッチャーはファーストへけん制してくる(プレートは見にくいので、はずす動作をすればけん制)。
ピッチャーの左肩が開いてもけん制をしてくるサイン。ただし、プレートをはずさなくてもできるけん制があるので気をつけてね(実際草野球ではあんまり見ない)。
盗塁に慣れてきたら、それぞれのピッチャーのクセを盗んで走れる。たとえば2球連続でけん制をしない投手は、1回けん制球を投げた直後は自動的にスタートが切れる。
間合いが長いときはけん制を入れてくるという投手もいる。投手のクセを見抜くのも盗塁を成功させるひとつの手段だよ。また、ここでは右ピッチャーの場合のスタートの切り方しか取り上げていないが、左ピッチャーの場合のスタートの切り方はもっと複雑。これはまた左投手に多いクセも含めて、機会があればいつか取り上げたいと思います。
5 件のコメント:
おつー
しゃちく#79です。
聞くところによると、左投げだと足上げてもけん制できるんだっけ?
そのへんよくわからん…
あと、プロフィールの写真のおねーさんは誰?
おつ。
#18です。
左投手は、上げた足が、軸足(右足)を超えてクロスした場合は、打者に投げないといけない。
でも、クロスせずにそのまま上がったら、一塁にそのまま踏み出して牽制してくるサインです。
右投手の、三塁牽制とまったく同じでっす~。
プロフィールのおねーさんは、俺の友人です(嘘)。
クロスせずにけん制すると見せかけて、打者に投げてもええの?
それはボークじゃないみたい。
そもそも、右投手でも左投手でもクイックで投げることを考えても、問題ないみたい。
左投手が自由な足を軸足と交差させずにそのまま打者へ投球、これが左投手最大のメリットなんだって。
右は一流じゃないとプロになれないが、左は1.5流でもプロになれる。プロ野球選手が雑誌のインタビューで言っていました
なるほどー
ホームスチールはほとんどないわけやから
牽制に関しては左投手が圧倒的に有利やね。
勉強になりやした。
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