2008年6月5日木曜日

スクイズ②(三位一体)

スクイズをするには?

 と、いうことで、次にスクイズを仕掛けるときに注意しておきたい点について、①「バッター」、②「ランナー」、③「サイン出す人」に分けて簡単に説明したいと思う。

この作戦は『三位一体』でないと決して成功しない。


何せ、うちでスクイズを試みたことは「皆無」。

新しい引き出し今から説明するよっ。


①「バッター」

バッターがバントをするときに気をつけることはだいたい以下の通り。

  • 投手側の脇(右打者なら左脇)をしめ、バットのヘッドを下げない。

  • 重心を低くして構える。

  • なにがなんでもバットにボールを当てる。

  • バッターボックスから足が出ないようにする。

  • サードかファースト側に転がす。投手の正面に転がすことは避ける。

  • あまり早くバントの構えをしない。


 【ワンポイント】

バッターがあまり早くバントの構えをすると投手に見破られて、バットの届かないところにボールをはずされることがあるから注意が必要。
また投手がサードへ牽制球を入れるのに、投球動作に入った瞬間、バッターがこちらに投げてくると勘違いしてバントの構えを少ししただけで、キャッチャーにばれるので注意が必要です。例えばバントをするためにバットを持ちかえる仕草、短く持つ仕草、持ち直す仕草、バントの時の足の運びなど、何気ない動きもキャッチャーが見てるので注意してくれ~。



②「ランナー」

ランナーがスタートを切るときに気をつけるのは以下の通り。

  • あまりはやくスタートを切らない。

  • スタートを躊躇しない。ためらわない。


【ワンポイント】
 バッターのバントの構えと同じで、スタートが早すぎると投手に見破られて、ボールをバットの届かないところにはずされたり牽制球を投げられたりすると死亡です。
ランナーがスタートを切るタイミングは、投げる投手の肘が前にでた瞬間ぐらいでO.K
スタートを切るまではゆっくり横にステップし、肘が前にでた瞬間、体を切ってホームに向かいスタート。と、言ってもスタートを切るタイミングは諸説あると思うので、この通りでなくてもいいと思う。あまりスタートを早く切りすぎない、ということが大切なんだ、ぐらいで覚えておいて欲しい。

また、バッターがバント決められるかどうか怪しいときでも、投手がランナーの動きに驚いて暴投することもあるのでためらわずにスタートを切ることが大事です。ホームスチールや思てやってみよう。

③「サインを出す人」

◎スクイズをするカウント
 初球、0-2、1-2が多いです。0-3、1-3というのもありますが、基本的にバッテリーが次にストライクを入れたいというカウントでスクイズを狙うことが多い。

◎サイン
 スクイズはサインを見破られたらおしまい。また、フラッシュサインといってひとつの動作だけのサインもあります。例えば、「監督が腕組みをしたらスクイズ」というように何気ない仕草がフラッシュサインに使われたりも。

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